【7 Wonders】3人戦で気をつけていること
7 Wondersのご質問をいただきました。
エリート昇格おめでとうございます!
3人戦で気をつけていることを中心に書いていきます。
3人戦で気をつけていること
このゲームの基本戦略は「軍事」と「科学」の2つである
何人戦であろうとこのゲームの基本戦略は「軍事」と「科学」の2つです。
軍事を1枚も取らずに勝つにはおそらく科学を3セット揃えるしか勝ち目はないはずです。
逆に科学を取らない場合は、軍事を4枚ほど取って16~18点を目指し、ギルドと青色、黄色で補うという形になります。
そして、3人戦はよりシビアに軍事と科学を意識する必要があります。
なぜなら、例えば軍事で争った結果、科学を選んだプレイヤーが勝利するという状況、すなわち「バッティング」は避けたいのです。
これは科学も同様です。
そのため、隣のプレイヤーの七不思議、取ったカード、それらを見極めて、どちらの戦略で行くかを常に意識する必要があります。
また、勝てないと悟った場合には程々で妥協し、どのようにカバーして勝つのかも考える必要があります。
難しい話ではありますが、例えば、科学に進路変更する、青色やギルドを多めに取って頑張る、などですね。
ダブルランドが少ない
3人戦において、茶資源を2つ生成するカード、いわゆるダブルランド(以降:ダブランとも表記)がそれぞれ1枚しかありません。
4,5人戦では2枚あるのに対して、かなり資源がシビアになります。
単純に窮屈です。
そのため、自分の七不思議、隣のプレイヤーの資源状況を見てどのダブルランドは絶対に取るのかを考えながらプレイする必要があります。
お金を生み出すカードが第二世代まででブドウ園しかない
4,5人戦では酒場(5金を生み出す黄色)やバザー(自分と隣のプレイヤーの灰色の枚数につき2金)があります。
しかし、3人戦ではブドウ園(自分と隣のプレイヤーの茶色の枚数につき2金)しか存在しません。
そのため、多くの場合でお金が必要となる第三世代にむけて、自分のお金が心許ない場合は、ブドウ園はなるべく取りたいところです。
隊商宿について
何人戦であろうと、個人的に隊商宿は最強のカードです。
A/Bの茶資源(以降:デュアルランド、デュアランなどと表記)が取れるなら初手で確実に取るように、資源の選択肢を多く生み出すカードが弱いわけはありません。
そのため、取れるなら第二世代の初手で取りましょう。
確率は1/3です。
隊商宿を取るための意識としては
- 第一世代で木を取る
- 第一世代で市場(両隣から灰資源を1金で購入できる黄色カード)を取る
などがあるかと思います。
木は軍事を取ることもできるので、自分の七不思議と関係なくても意識して良いと思います。
市場に関しては、自分も悩んでいるのですが、このカードを取るよりも他に価値の高いカードが多い状況も多く、
「本当に必要か? 隊商宿が欲しいだけなら他のカードの方が良くないか?」
と一考した方が良いと思います。
自分も市場を取ったことが敗因になっていることが多いです。
軍事をいつ取るか
初手にデュアランを取ったあと、またはもう1枚茶色を取ったくらいでしょうか。
つまり、2,3枚目です。
第二世代でも隊商宿やダブランなどを取ったあと、第三世代でも青色8点や高得点のギルドを取ったあとなど、やはり2,3枚目になることが多いと思います。
ただ、これは自分もいつも悩む話であり、ケースバイケースということで、いつも取るタイミングは考えた方が良いです。
第二世代でダブランを埋めることによる妨害について
例えばロードスにおけるダブラン鉱石、ギザにおけるダブラン石などを七不思議に埋めることで妨害する、という話だと認識しています。
これを行うことにより、妨害されたプレイヤーは七不思議にカードを埋められなくなり、行動が狭まります。
自分も狙える場合は狙ったりします。
しかし、7 Wonders に限らず多人数ゲームというものは、誰かを妨害している際は自分の得が少なくなり、結果的に自分と妨害されたプレイヤー以外が勝つ、いわゆる漁夫の利を得られて負けたりします。
自分の得な手を潰してまで、妨害することはやめましょう。
自分にも得になっていて妨害できるなら積極的に狙いましょう。